みなさんこんにちは。
コーチのMIHOです。
常に、みなさんの運動に良いものを探求し続けてる毎日です。
2018年も6月中旬、5月の爽やかな季節が過ぎ、梅雨時期でカラダが重く感じたり、すっきりしない日も多くなってくるのではないでしょうか?
じめっとした時期に、少しでもカラダを動かして、徐々に暑さに慣らしていきましょう。
走ったり歩いたりだけが運動ではありませんよ。
ストレッチや体操なども上手にとりいれて、カラダの血液のめぐりをよくするのも大切です。
お仕事や家事の合間に、ストレッチや体操をするだけでも、凝り固まった筋肉を動かすことができます。
気づいたときに腕をグルぐるっとまわしたり。姿勢をよくしてみたり。
小さな事からコツコツとはじめていきたいですね。
あ、こまめな水分補給も忘れずに。
いつもは活動報告がメインのブログですが、今回は、美走ならしのRCの最近のことや、基本スタンスなどを書いていきたいと思います。
まず最初は報告から、今月から、スポーツリズムトレーニングを導入しました。
リズムジャンプをトレーニングとしたもので、運動をリズムでとらえタイミングを学習することで、目的のトレーニングのパフォーマンスアップや集中力アップ、怪我の予防にも有効です。
現段階では、「親子ラン」と「ストレッチ&体幹トレーニング」のウォーミングアップで取り入れています。今後は、ランレッスンの時にも活用していこうと思っています。
ジャンプ運動というものは、ランニングにも欠かせないトレーニング要素ですので、できるできないは関係なく、楽しく運動できて効果があるなんて最高ですよね。まずは楽しんでほしいです!
さてさて、4月~6月、ランニング大会を満喫したみなさん、走っていなかったみなさん、7月から夏の走り込みシーズン到来です!
有酸素能力の開発に時間をかける時期がやって参ります!
秋のマラソン大会参加など決まってきている方は、6月の今から始め時です。
しっかりとした土台となる有酸素能力の開発は、ゆっくりペースで長く、時間をかけてこそ養われます。
ここをおろそかにしてしまうと、土台がぐらついて練習を積み上げていく事ができません。
そして、なによりこの有酸素能力の開発には日数が必要になってきます。
暑い時期の7月から9月頃まで(参加する大会や練習状況などによっては、8月下旬9月上旬頃まで)、ゆっくりゆっくり根気よく走る事で、秋のカラダが違ってきますよ。
練習方法にお悩みの方、練習を継続できない方、ぜひご相談ください。
美走ならしのRCのトレーニング、レッスンは、リディアードのトレーニング方式を取り入れています。小さなお子様からマスターズの年齢まで、ケガなく楽しく運動することを基本としています。
■アーサー・リディアードの紹介
ニュージーランド出身。靴職人だった彼が、自らを実験台にしてトレーニングを重ね、独自のトレーニング理論を確立。彼の指導を受けた選手は、ローマ(1960)、東京(1964)オリンピックでメダルを獲得。ニュージーランドを中長距離王国へと導いた名コーチで、リディアードの名声はその後世界中に広まります。
日本でもリディアードのトレーニングが大きな影響を与えます。瀬古選手を育てた故中村清監督をはじめ、高橋尚子選手らを育てた小出監督、箱根駅伝連覇中の青山学院大学の原監督にも大きな影響を与えて、応用されています。
リディアードの理論は、生理科学的な裏付けにより今日まで世界中のコーチやランナーに影響を及ぼすグローバルスタンダードなトレーニング理論となっています。
さらに、オークランドでジョギングクラブを設立、多くの一般人の健康のためのプログラムにも応用させています。
■アーサー・リディアードのトレーニング
有酸素能力の開発を基盤とした、順序立ったトレーニングで、陸上競技やマラソンだけでなく、あらゆるスポーツの基本として広く応用されています。
トレーニングの本質を理解し、自身の感覚カラダの反応に耳を傾け、順序だった能力発達が重要と説いています。
若いランナーも高齢のランナーも、他のスポーツでも、本質を理解していれば十分応用できるものです。
■リディアードのゴールデンルール
・鍛えよ、しかし無理するな。
・迷った場合は、少なめのトレーニングを。
・走るのをストップしてしまうのは、スピードであって距離ではない。
・「遅すぎる」ランニングのスピードというものはない。
・楽に走れるようになるまで、きつく走らない。
・常に自らの身体と相談しながら走るように。
みなさんは、ルールをいくつ守れていますか?
手元のストップウォッチや、良いとされる距離や技術ばかりを気にしすぎていませんか?
もっと肩の力を抜いて、ランニングや運動を楽しみましょう!
リディアード・ファウンデーション公認コーチ
美走ならしのRC
市川美歩