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2019/09/28

【アメリカ・コロラドから:コーチの大会参加報告】Prairie Dog Half Marathon

【アメリカ・コロラドから:コーチの大会参加報告】
□2019年9月28日(土) 
□大会名:“Prairie Dog Half Marathon ”
□場所:[Westminster Blvd, Westminster, CO U.S.A]
□天候:晴れ
□参加種目:ハーフマラソン
□スタート: 8:00~
□記録 ハーフマラソン:1時間46分43秒

コロラドにきて大会参加5つ目、
Prairie Dog Half Marathon 』に参加してきました。

コースマップ(PDF)

こちらにきて3ヶ月、できるだけ週3日は走るようにし、LSD・ロングジョグの時間を増やし、ファルトレクのようなペースを自由に上げ下げして走れるようになり、ジョグ後半ペースを上げて走るなど、無理のないペース・無理のない呼吸の範囲内で練習をして、これまでにも10kmなど大会を4つ挟みながら、少しずつ調子を上げてきていました。

10月の予定がずれこみ、ちょうど良い日程と場所でハーフマラソンがあることを発見。申し込みも滑り込みセーフで、参加することとしました。

現時点では、追い込むような練習をしていないので、ハーフの大会で追い込み、松本マラソンペーサー(フルマラソン6時間ペーサー)では、疲労を抜くようなイメージで進めようと。
ハーフで今の自分の現状を把握するとともに、少しずつ高地に慣れてきたカラダに刺激をいれ呼吸的にも追い込み、次のステップをすすめるようにする、というようなイメージです。

さて、大会当日。
大会会場に到着して、まずはドネーション・寄付をしました。
こちらでは、大会にもよりますが、様々なタイプの寄付を募る事が多いです。
今回は、Growing Homeという団体への寄付で、ホームレスの保護グループ団体で、保護および食事の提供などを支援しています。団体からは、缶詰のダイストマトか果物の缶詰、またはクッキングオイルを、ひとり5アイテム提供して欲しいという指定がありました。寄付は自由ですが、私は家族3人で参加しましたので、計15アイテムを寄付してきました。気持ちばかりですが、少しでもお役にたてますように。

そして、いよいよスタート。
軽く体操、ウォーミングアップを済ませ、スタートへ。
といっても、とてもゆるい大会なので、和やかな雰囲気。
前日までのランで、かなり調子がよかったので、前半から飛ばし過ぎないように注意しながらスタートしました。

こちらは、マイル表示なので、ハーフマラソンの21.0975は、13.1マイルになります。
3人の女性が飛び出していきましたが、
2マイルまでは、ウォーミングアップのつもりで走りました。4番手につけて走っていましたが、2マイルすぎるころには2人を抜いて2番手に。でも、先頭の女性はまったく見えません。
コースには、マイル表示の看板があるのですが、5kmのレースとまざっていて当てになりません笑。時計をみながら、ペースがほとんど一緒の男性が少し前にいましたので、その人を目標に走り、じわじわと追いつきます。8マイルで追いつきついて走っていたのですが、その彼と私は10マイル手前でコースを間違えて走っていて、後続のランナーに大声で呼び止めてもらって気づきました。そこで3分のロス!
「えーーー!またーーー!」と思ってとたん、カラダが急にキツくなり、動きが鈍く。
なんとか動かしながら進みますが、後続の男性に抜かれていきます。
「う~悔しいけど動かない~」と思いながら11マイルからは、足取りも重くなります。4分45秒/kmペースでいっていたのが、5分になり、遅いところでは5分30秒も超えてしまうペースにまで落ち込んでしまいました。
11マイルからは本当にキツかった。
呼吸もカラダもしっかり追い込めたレースとなりました。
コースを間違えていなかったら、1時間45分でゴールできたかも。
結果は、1時間46分43秒 女子2位でのゴールとなりました。

大会でしっかり追い込み過ぎたので、ダウンジョグが歩くようなペースでした笑。

次は、一時帰国して「第3回松本マラソン・6時間ペーサー」です。

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2019/09/13

2019年:夏[いよいよMGC マラソングランドチャンピオンシップ]


日本ではMGCが目前に迫り、新聞をはじめ、ネット、動画など様々な方々の様々なレース展開について予想がされています。

みなさんも、様々な記事を目にし、選手同様緊張の日々を過ごしているのではないでしょうか。

わたしも、いち陸上ファンとしてレース展開などを自分の中で勝手に予想しますが、メディアなどでは想像以上の数の予想があちこちでされていますね。

様々な情報の中から、MGC展望として一番わかりやすく、的を得ているなと思える記事を紹介します。MGC観戦の参考にしてください。

まずは、

ベースボールマガジン社の「高橋尚子氏が語るMGC女子展望」

こちらは、選手の特徴、コースについて、そしてコースを使った戦略など、わかりやすく解説していると思います。

次は、

毎日新聞「実績通りに運ばないのがマラソン 過去のレースから選手の特長探る」

こちらは、陸上の記事をはじめスポーツに関する記事で定評のある石井朗生記者のレース展望です。
五輪代表争いに絡んできそうな存在も丁寧に書かれています。

そして最後に、

過去のマラソン代表選考でオリンピック出場に王手をかけた選手がいたことを書いた記事がありますので、ご紹介いたします。

NHK News Web 「瀬古さんに挑みたかった~オリンピックへの一発勝負~」

工藤一良さんとは、私が高校生の時に、日産自動車陸上部が青森の三沢で合宿をしてるからと西高陸上部工藤先生と合宿先を訪問。その時、女子選手の田村有希さんもいらっしゃって、ものすごく緊張して何も話せなかったのを覚えています。
私が実業団に進み、工藤さんは他のチームのコーチをされていて、大会でお会いした時は声をかけてくださり、全日本実業団の合宿などでは、練習後に一緒にダウンジョグをしてお話ししてくださったり、同県人として気にかけてくださりお世話になりました。
またどこかでお会いできてお話しできたら嬉しいですね。

いよいよMGC!新たなマラソンの歴史が刻まれます。

2019年9月15日(日)
マラソングランドチャンピオンシップ
兼 東京2020 オリンピック日本代表選考競技会
兼 第103 回日本陸上競技選手権大会
http://www.mgc42195.jp/

2019年夏 アメリカ コロラドにて
美走ならしのRC
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2019/09/02

【アメリカ・コロラドから:コーチの大会参加報告】FORTitude 10K

【アメリカ・コロラドから:コーチの大会参加報告】
□2019年9月2日(月) 米祝 Labor Day
□大会名:“FORTitude 10K”
□場所:[Fort Collins, CO U.S.A]
□天候:晴れ
□参加種目:10K
□スタート: 8:00~ 各ブロック ウェーブスタート
□記録 10km:45分29秒
アメリカの祝日、Labor day。コロラドにきて大会参加4つ目になります、『FORTitude 10K』に参加してきました。

こちらにきて3ヶ月弱、カラダもマイルハイ標高1600mの地に慣れてきました。
来たばかりの時に参加したBroncos 7Kに比べたら、走りにも力強さがでてきました。
こちらにきてから、順調に練習を積めていた訳ではありませんが。流れはリディアードメソッドで準備しました。

この大会は、コロラドでは有名な5月開催の大会「BOLDER Boulder」の姉妹大会。
USAエリートからシリアスにタイムを狙うランナー、ウォーキングでゴールを目指す人まで楽しめる大会です。
Boulderで合宿中の日本の実業団ランナーも参加。わたしが現役時代にお世話になった監督が率いるユニクロチームです。

コースはほぼフラット、コロラド州立大学近くからスタートして、シティパークなど市内をまわり、大学のアメリカンフットボール場でゴールです。
スタートは、申告タイム(過去の大会結果を報告)ごとにブロック分けされ、ウェーブスタート。

私のスタートエリアは、Bブロックです。思ったより前のブロックからで安心しました。とはいえ、各ブロック、A、A-A~A-Cなど細かく分かれてました。Dまであって、Dより後ろはウォーキングの人が並びます。

地方の大会にしては規模が大きいからか、スタート地点には多くの警察官がいました。建物の上にも数人の警察官が監視しています。
そんな中ですが、DJが会場を盛り上げ、国歌斉唱後にいよいよスタートです。
各ブロック、ロープを持った係員がスタート地点まで誘導するので安全にスタートできました。

コーチの今回の目標は、先週のクロスカントリー大会5Kで、22分半のタイムでしたので、今回は、45分から50分以内でゴールできたら上々と思っていました。キロ5分を切って走りきれれば。

さぁ、いよいよBブロックスタートです。
スタートして、すぐどんどんと女性ランナーに抜かれていきます。
そこは気にせずにどんどん抜かれます。

あ、私は自分の大会の時はいつもなのですが、スタートでガーミンを押したらタイムをほとんどみません。今回もゴールするまで一度もみてません。
自分の感覚で、だいたいのタイムが分かるからです。
スタートしてすぐも4分20秒ぐらいかな。少ししたらペースをさらに抑えようとか、走りの動きが鈍くなってきたら、耐え時だなとか、まわりのランナーのリズムから自分のペースは落ちてきてるのか、イーブンできているのかなどだいたい分かります。

ガーミンの結果をみると、最初の1Kmは、4分17秒。その後8Kmまでは、4分25~30秒あたりを推移、中間点あたりから先攻していた女性ランナーを次々と抜いていきます。8kmを過ぎてからは、4分40秒と落ちてしまいましたが、残り数100メートル、CSUスタジアムに入ってきました。
ゴールのスタジアムは、アメフトがメインで使用するスタジアムで、約41,000人収容できるキャンパス内の施設です。とても大きくて興奮します。学内にこんな大きなスタジアムをつくってしまうアメリカに驚きます。
そんな大きなスタジアムに入ってきたらダッシュしないわけにはいきません。お世話になった監督がスタジアムで声援を送ってくれたのを合図に条件反射的にダッシュ(笑)
ゴールで待ち構えるカメラマンに向かって笑顔そして万歳でゴール!
ゴールしてからは、さすがに最後のダッシュが効いて、しばらく動けなくなりました。いや~、キツかったです。
でも、思ったより走れて、ゴールタイムは45分29秒。
ユニクロ選手も応援でき、島田コーチからは、スタート時の写真も撮ってもらえ、長沼監督からも声をかけてもらえて感激&充実の大会になりました。

これからも、ランニングコーチとして頑張らないと!と気も引き締まりました。

美走ならしのRC




※スタート後の写真2枚は島田コーチから提供いただきました。