【アメリカ・コロラドから:コーチの大会参加報告】
□2019年9月2日(月) 米祝 Labor Day
□大会名:“FORTitude 10K”
□場所:[Fort Collins, CO U.S.A]
□天候:晴れ
□参加種目:10K
□スタート: 8:00~ 各ブロック ウェーブスタート
□記録 10km:45分29秒
アメリカの祝日、Labor day。コロラドにきて大会参加4つ目になります、『FORTitude 10K』に参加してきました。
こちらにきて3ヶ月弱、カラダもマイルハイ標高1600mの地に慣れてきました。
来たばかりの時に参加したBroncos 7Kに比べたら、走りにも力強さがでてきました。
こちらにきてから、順調に練習を積めていた訳ではありませんが。流れはリディアードメソッドで準備しました。
この大会は、コロラドでは有名な5月開催の大会「BOLDER Boulder」の姉妹大会。
USAエリートからシリアスにタイムを狙うランナー、ウォーキングでゴールを目指す人まで楽しめる大会です。
Boulderで合宿中の日本の実業団ランナーも参加。わたしが現役時代にお世話になった監督が率いるユニクロチームです。
コースはほぼフラット、コロラド州立大学近くからスタートして、シティパークなど市内をまわり、大学のアメリカンフットボール場でゴールです。
スタートは、申告タイム(過去の大会結果を報告)ごとにブロック分けされ、ウェーブスタート。
私のスタートエリアは、Bブロックです。思ったより前のブロックからで安心しました。とはいえ、各ブロック、A、A-A~A-Cなど細かく分かれてました。Dまであって、Dより後ろはウォーキングの人が並びます。
地方の大会にしては規模が大きいからか、スタート地点には多くの警察官がいました。建物の上にも数人の警察官が監視しています。
そんな中ですが、DJが会場を盛り上げ、国歌斉唱後にいよいよスタートです。
各ブロック、ロープを持った係員がスタート地点まで誘導するので安全にスタートできました。
コーチの今回の目標は、先週のクロスカントリー大会5Kで、22分半のタイムでしたので、今回は、45分から50分以内でゴールできたら上々と思っていました。キロ5分を切って走りきれれば。
さぁ、いよいよBブロックスタートです。
スタートして、すぐどんどんと女性ランナーに抜かれていきます。
そこは気にせずにどんどん抜かれます。
あ、私は自分の大会の時はいつもなのですが、スタートでガーミンを押したらタイムをほとんどみません。今回もゴールするまで一度もみてません。
自分の感覚で、だいたいのタイムが分かるからです。
スタートしてすぐも4分20秒ぐらいかな。少ししたらペースをさらに抑えようとか、走りの動きが鈍くなってきたら、耐え時だなとか、まわりのランナーのリズムから自分のペースは落ちてきてるのか、イーブンできているのかなどだいたい分かります。
ガーミンの結果をみると、最初の1Kmは、4分17秒。その後8Kmまでは、4分25~30秒あたりを推移、中間点あたりから先攻していた女性ランナーを次々と抜いていきます。8kmを過ぎてからは、4分40秒と落ちてしまいましたが、残り数100メートル、CSUスタジアムに入ってきました。
ゴールのスタジアムは、アメフトがメインで使用するスタジアムで、約41,000人収容できるキャンパス内の施設です。とても大きくて興奮します。学内にこんな大きなスタジアムをつくってしまうアメリカに驚きます。
そんな大きなスタジアムに入ってきたらダッシュしないわけにはいきません。お世話になった監督がスタジアムで声援を送ってくれたのを合図に条件反射的にダッシュ(笑)
ゴールで待ち構えるカメラマンに向かって笑顔そして万歳でゴール!
ゴールしてからは、さすがに最後のダッシュが効いて、しばらく動けなくなりました。いや~、キツかったです。
でも、思ったより走れて、ゴールタイムは45分29秒。
ユニクロ選手も応援でき、島田コーチからは、スタート時の写真も撮ってもらえ、長沼監督からも声をかけてもらえて感激&充実の大会になりました。
これからも、ランニングコーチとして頑張らないと!と気も引き締まりました。
美走ならしのRC